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1年半ぶりにブログを書きます。
この1年半、書くようなゆとりがなかなか持てなかったのですが、

とりあえず、子ども達の現状としては、
 ●みは嬢:小6 (次の4月から中学生)
 ●キュンタロウ:小3(次、小4)
 ●ツグ丸:年長 (次の4月から小学生)
です。早い!

私自身は、子育てに仕事に役員に、
そして日々のイレギュラーに、と
相変わらずパズルピースのような、
ドタバタの分刻みDaysを送っています。

さて、みは嬢のことも、
気づけば小学生になってしまうツグ丸のことも、
残しておきたいことは山積みなのですが、
何はともあれ、今日はキュンタロウのことを。


次年度1年間、キュンタロウが、
宇宙留学」という制度にご縁をいただき、
親元離れて単身、種子島に国内留学することになりました。
里親さんのお宅で生活しながら、現地の公立小に通います。

日本で一番人気のある山村留学らしく、
調べたら3〜4倍の倍率があるとのことだったので、
まさか本当に行くことになるとは思わずに応募し、
最終的に決まったのが12月。

そのお電話をいただいたのが、小学校の保護者会の帰り道で、
思わず道端で「え?えぇぇー!」と声を上げたのを覚えています。

いざキュンタロウを手放すことが決まってみると、
言いようのない寂しさもこみ上げ、
日常の一挙手一投足が愛おしくもある今日この頃ですが、
一方で、なんなら私が行きたいくらいのプログラム。
息子の大冒険を、一緒にワクワクしながら応援しているところです。


そもそも、宇宙留学を知ったのは、
去年の1月、朝日小学生新聞の記事でした。
「第二のさかなクン」と呼ばれるような魚博士の小学生を紹介する記事で、
彼が魚にハマったキッカケとして、
「宇宙留学」というフレーズが挙がっていました。
宇宙留学そのものを特集する記事ではないので、本当にほんの一言。

でも、それを見て「何それ」と妙に引っかかった私。
試しに調べてみたところ、
大げさにいうと「天啓」というか何というか(#大げさ)、
あらゆる角度で「これは・・・・キュンタロウ・・・!」となりまして。
うまく言葉にならなかったのですが、とにかく衝撃を受けた私でした。

幼い頃から、「生き物」「雲・空」「石・鉱物」「宇宙」など、
自然のことが大好きで興味も強く、
夏休みなどに海や山に旅行する度に
「田舎に住みたいなぁ。そしたら自然がいっぱいなのに。」
と本気で呟いていたキュンタロウ。

夕方のグラデーションの空を見て「神様のジュースだね!」と言い、
旅先の高原の風を受けて「甘くて涼しい風だねぇ」と口にし、
身の回りの季節の移ろいにも本当によく気がついて、
ハッとするような感性で毎日を受け取っているキュンタロウ。

そんな彼を「叶うものなら自然の中で生活させてあげたい」と
ずっと思っていました。

また、他の面で言えば、
スーパーマイペースで、驚くほど周りの目を気にしない性格もあってか、
いやはや本当に甘えん坊で、負けず嫌いの真逆も真逆。
困ったことがあれば、すぐ姉を頼り、私を頼り。
自分でやるよう促したり、背中を押したりすると、
そこそこのところで「まあ、いいか(^^)」とあっさり手放します。

人の力を素直に借りられるところも、物事に執着しないところも、
彼の素晴らしい一面ではあるのですが、
一方で、彼が彼の力で物事に向き合い、
それを乗り越えて自信になるような経験が、
いつか無理矢理な形ではなく何か自然に実現できたら・・・と
ずっと思っていました。

その意味で、留学先の南種子町は、
少人数教育(全校で30人行かないくらい)で、複式学級ということもあり、
下級生は上級生をお兄ちゃんお姉ちゃんと呼ぶほど上下の結びつきが深く、
行事や学校生活の多くの場面で、
1人1人が何かの役目を担うのが自然に当たり前で、
そんな中で、少しずつ自己表現の術や自信をつけていく。
しかも、楽しみながら・・・。
そんな情報を目にしました。
そしてそれを、息子の大好きな大自然の中で。

これだ・・・!!
そんな思いが“天啓”だったのかもしれません。


とは言え、
3泊4日のサマーキャンプとはワケが違います。笑
家族と離れる1年間。

私がどんなに“天啓”を授かっても、笑
本人が嫌がるのならば、無理に応募することはできません。

それで、あの新聞を見かけてから数日後、
本人に「こんなのあるみたいよ」と持ちかけてみました。

キュンタロウの第一声は
「へぇ〜!楽しそう、行ってみたい!」でした。
一方で、「あーでもなー。
ママとパパと離れるんだよね。それは心配だなあ。」と。

まあ、その心配もごもっともですし、
応募が秋で、まだ随分先だったこともあり、
その時点では、拒否反応ではないことがわかっただけでOK。
一旦は脇に置いた私です。

そして、5月頃からせっせと仕込みました。
毎年恒例、我が家の夏旅。
行き先はもちろん「種子島」!笑

キュンタロウの性格を考えると、
見たことも行ったこともない場所に自ら応募するほど
バイタリティ溢れるタイプではないので、
まずは、家族で行ってみることにしたのです。
私も自分の目で見てみたかった。

その結果・・・
種子島は予想以上に素敵なところでした。

派手なものは何もなく、素朴で、人が温かく、
空も海も植物もありのままに豊かで美しい。
宇宙との関わりも密です。
留学対象となっている小学校のいくつかも通りがかりに見ましたが、
こんなに広々とした自然あふれる校庭で
のびのびと過ごすキュンタロウを想像し、
本人が望むなら行かせてあげたい、と心から感じました。
(この旅行記も本当はまた別で書きたいくらいです。)

当の本人も、目を輝かせて過ごし、種子島をとても気に入った様子。
ただ、それと同時に、種子島の遠さも実感し、
「旅行ではなく離れて暮らすとしたら…」という想像もリアルになったため、
「やっぱり応募しない」と言ったり、
「あーでもなー」と迷う姿があったり。

結局は、改めて一緒にいろいろと調べ、話し合った結果、
「そもそも選ばれないかもしれないし、とりあえず応募してみる」
とキュンタロウ。
作文や募集書類を整えて提出したのが夏の終わりでした。

そして、結果待ちの期間などを経て、
おかげさまで冒頭のようにご縁をいただける方向が見え、
改めて本人の気持ちを確認をすることに。

キュンタロウは、「本当になった!!」と驚き喜びつつも
応募からかなり日が経っていることもあり、
複雑な表情も浮かべていました。
「嬉しいけど、心配」
「今のお友達とも離れるんだよね、でも新しい友達ができるかな」
「行きたいけど、行きたくないけど、行きたいけど・・・」
と繰り返します。

私は、
「キュンタロウの想像を超える毎日が待っていると思う。
 行きたくても行けなかった人もいる中、
 選んでもらえたということは、
 神様が行ってみたら?、と言ってるんじゃないかな。
 もしキュンタロウが行くと言うなら、ママとパパは全力で応援する。
 でも、行きたくなかったら、無理矢理行くのは全然良くない。
 キュンタロウが決めていいから、決めたら教えて。」
と伝えました。

そして、「少し考える」というので、
私は待つことに。

最初は、「行きたいが2、行かなくていいが8」などと呟き、
(私は内心、え!行きたい少な!…となりました。苦笑)

翌日は、「行きたいが4、行かなくていいが6」と言い、
何も言わない日もあり、
そして丸3日が経った頃、キュンタロウが声をかけてきました。

「ママ、僕行ってみることにする。」

キュンタロウの冒険が決まった瞬間でした。

私には、正直チャレンジしてほしい気持ちがあったので、
なんだか誘導してしまったのではないかと、
それだけが心配だったのですが、妹が
「仮に誘導だとしても、誘導されたくらいで1年間も離れるって決めないよ!」
と励ましてくれました。
今でも、そうだといいなと思っています。


そして年明けには、お世話になる里親さんについても情報が届き、
ある夜ご挨拶で、ドキドキしながらキュンタロウと電話をしてみると、

「おうおう、連絡ありがとう!
 春に待ってるからねーーー。心配せずにおいで。
 みんなで楽しみにしてるよーーー!
 楽しいことたくさんあるよ!」

と、突き抜けるような温かさと豪快さで
息子に語りかけてくれた“お父さん”。

息子はその雰囲気で、一気に気持ちが雪どけし、
「 楽しみ > 心配 」に逆転したのでした。

私にも、
「お母さん、心配なことがたくさんあるでしょうが、
 私たちも、毎年受け入れている子供達から
 たくさんのことを教わりながら、楽しく過ごしとります。
 できる限りのことをさせてもらいますし、時には厳しくもしますが、
 帰る頃には一回りも二回りもたくましくなりますから!^^
 思い切って送り出してください!」
と。

キュンタロウをどんな方にお預けするのか、
そこがやはり一番の気がかりだったので、
これ以上ないほどの安心感に、涙が出る思いでした。

どうか息子をよろしくお願いします、
ただただそれだけで。


・・・というわけで、今まさに
みは嬢:卒業+入学
キュンタロウ:転校+引越し
ツグ丸:卒園+入学

を控える我が家。

そもそも中学校だって初体験だし、転校もしたことないし、
もはや何が終わっていて何が終わっていないのか
準備が混迷を極めていますが、
(もはや3人目の小学校入学になるツグ丸の準備については、
 最悪なんとかなるという気持ちで、絶賛後回し。 
 多くの抜け漏れ発生でも仕方ない、と腹を括りました。笑)

数えてみると、
キュンタロウが旅立つ日まで、残り30日。

4月の頭の種子島行きのチケットだって、
行きは2人分なのに、帰りは1人分。
予約しながらまず切なくなり、
自分だけが帰途につく瞬間のことを想像すると、
更に切なくて今から泣けます。

だからこそ、たまにはバタバタの手を止め、
キュンタロウとの日々を味わわねば。

きっと一年間、
様々な経験をして、辛い思いもして、
宇宙を身近に感じ、何より楽しみな「海ガメの飼育と放流」も経験し、
学校生活や地域行事などたくさんの人と関わって
大自然をたくさん胸に吸い込んで、
毎日往復5km歩いて登校し(Googleマップでバーチャル登校した。笑)
・・・・

帰ってくる頃には
もう「キュンタロウ」とは呼べないほど
逞しくなっているかな。

「ママが僕を大好きな『大』の数より
 僕がママを大好きな『大』の数の方が
 絶対多いからね。^^」
なんて甘い言葉は、年齢も上がるし、
もう言ってくれなくなるかな。

まさにそのキュンタロウの成長を、
一番近くで見られないのは寂しさ満点だけど、
親から離れてこその成長もあるはず。

昔の人の言った「かわいい子には旅をさせよ」を信じて、
キュンタロウを大冒険に送り出したいと思います。

携帯なども持たせられず、
むやみに訪問もできない決まりなので、
留学が始まったら、週1回の電話のみ、次に会えるのは夏休み!
さあ、どんな日々になるのやら。


私自身も、ツグ丸の卒園で、
9年間の送迎とお弁当から解放されるのもあり、
生活がガラリと変わります。
みんなみんなが新生活の我が家。(夫以外。笑)

どうか皆、良い出会いに恵まれますように。
皆、健康に過ごせますように。
神様がキュンタロウを見守ってくださいますように。
ただそう願うばかり。
希望と願いの春です!


種子島の海岸にて
↑空が広くて、
日々雲の表情が美しかった種子島。
ずっと見てられたなあ。
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相変わらずバタバタの日を送っています。
5月下旬に、また慢性の体調悪化を起こし(私が)、
いつもなら1週間もすればすっかり治るのに
今回はずっとズルズルとスッキリせず、
6月下旬になってようやく、ちゃんと回復した感がありました。

別に、体調がイマイチでも動けないわけではないので、
ほぼ普段通りに動いてるのですが、
前はそれでもいつの間にか回復してた。
でも、今回は、そうならず、
あえて数日休んで、それを機に回復傾向になった感覚。
歳には勝てないと痛感しました。
40になる頃からいろいろガタが来る、
とよく聞きますが、まさに。(怖)

さて。

そんな前談はいいとして。
今日は、チア記録。

前回書いたのは、今年2月のコレです。
「チア2020!」

コロナ禍のまっただ中にあった
旧チームLast Yearを残したものでした。

そのチームで迎えた今回の全国大会は、
映像配信の形でGWに開催。
(撮影自体は3月に終えてましたが)
結果は、同部門・同カテゴリで全国7位でした!

小1〜小4という年齢カテゴリの中で、
最上級生だった年度を良い形で締めくくることができ、

コロナにより様々な思いはあったものの・・、
思い返せばやっぱり・・特別な1年だったな。


そして4月から。
ついに、小5〜中3までが所属するjuniorチームに合流しました。

以来3ヶ月半。
たくさんの変化と刺激の渦中です。
良い意味でも試練という意味でも、
ストレスのかかる場面が増えました。
それらをどう越えていくか。
昨年度までとは、またガラッと変わった雰囲気にいる娘です。

今日は、そんな環境の変化を3つ書きたいと思います。

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①幼稚園からずっと一緒に続けてきた同級生が、
チアを辞める決断をしたこと。
----------------

「みはると言えばその子、その子と言えばみはる」
と皆に言われるほど、いつもセットで、体格もスキルも似ていて、
よく左右対称のポジションも踊っていた大事なお友達でした。

幼稚園年中でみは嬢がチアを始めたチームで出会い、
同時期に現チームに移籍をし、
みは嬢のチア歴にはずっとその子がいます。

これまでその子は
チアと別のスポーツを両立してきたのだけれど、
年齢が上がるにつれて、両立が厳しくなる場面があり、
本人が悩みに悩んで、そのスポーツの方に専念する決断をしたのでした。

この春、最初にその話を聞いた時、ただ呆然としてしまって。
「いつかはそんな日が来るかも…」と思ってはいたものの、
こんなに早いと思ってなかった。

みは嬢も、最初は何も言葉が出ず、
しばらくしてからワンワン泣き、私も寂しくてもらい泣きし、
最後には、娘が、
「●●が自分で決めたなら応援する」
「●●がいつか見にきてくれた時に
 カッコイイと思ってもらえるように私も頑張る」
と言いました。

今でも少し切ないけれど、
そんな別れも支えに(&バネに)していってくれたら・・・。
そう願った出来事でした。


----------------
②とても難しくなったこと。体力が足りないこと。
----------------

シンプルにこれに尽きます。
中3までが同チームなので、
今まで入らなかったような難易度高めの技も
当たり前のように入ったり、
(そういう技は全員がやるわけじゃないので、
 最終的にやらせてもらえるかは別として)
テンポも今までよりずっと速く、
更に、同じ8カウントの中に入る要素が格段に増えました。

今、娘は、全体の半分〜3分の2くらい?まで進んでる様子ですが、
ここまでのところで既にゼーゼーしています。
1曲踊りきるスタミナが持つか、大げさでなく不安。
遅れないようついていくだけで目一杯。

そして、当たり前ですが、
中学生のお姉さま達とは、体格からして違います。
細身のみは嬢。
それでも一般的な小学生よりはおそらく運動量が多い分、
「華奢というよりは細くてしっかり」
と思ってきましたが、
中学生の中に入ると、もう“ひょろっひょろ”に見える。笑
板かな、棒かな、みたいな。苦笑

大人っぽい振り付けは、
あの子どもっぽいひょろさでは、やはり様になりにくくて。

スタミナという意味でも、体格という意味でも、
もっと食べさせねば・・・と思う今日この頃です。
でも、割と食が細めなんですよね。
ガツガツ食べる感じはなく、肉!!という感じでもなく。

まあでも、これから思春期に入っていけば、
今の状況が懐かしくなるくらい食べるかな。
そうだといいのだけど!

まあ、とにかく振りが難しい!多い!速い!
動画で上手い上級生をチェックして、真似して、練習して、
どうにか喰らい付くしかないみは嬢です。


----------------
③全員が大会に出られるとは限らないこと。
----------------

おそらく、一番の変化はここだと思います。
実は、現チームは30名を超える多所帯です。
(たぶん、チーム史上最多)

先日友人に「えー!小学生の1クラス分じゃん!」と言われ、
そっか、そう言われれば確かに・・と改めてびっくり。笑

そんな中、コロナ禍の影響で
昨年度から大会出場要件に変更があり、
1チームあたりの最大出場人数が24人と決められました。

つまり、チーム全員が出られるわけではない、という現実。

これが、厳しい。厳しいったら。

正確には把握できてないのですが、
おそらく、昨年度同じ条件で大会に出場していた24人のうち、
卒業や休退会などで抜けたのは2〜3人前後。

それに対し、今季から加入したのは、
みは嬢の学年や他チームからの移籍含め、7〜8名います。
更に、昨年度外れていたメンバーも数名いる。

これだけの人数で2〜3名の枠を競い、勝ち取るか、
もしくは、昨年度出場していたメンバーを超えるか。
それしかないのです。

その状況で最小学年のみは嬢。
かなり厳しいスタートでございます。

現チームでは、年間で大きく4つの大会に出場しますが、
中には、24名という上限を定めない大会もあり、
昨年度は、そういう大会には全員で(25名以上で)出場していました。

ところが、今年度は、上限を定めない大会であっても
全ての大会に24名で出場、という説明が年度始めにあり。
おそらく、大会と大会の間隔が長くないため、
人数が変わると構成も変わってしまい、
完成度に影響するという判断だろうな、と感じています。

てことは・・・、もし24名から外れた場合、
今年度、本番に立てるのは、8月にある発表会のみ。
残りの半年間は、ずっと補欠状態になるわけです。

秋冬の大会シーズンに向けて
真剣度が増していくメンバーを横目に、
半年もの間、どうやってモチベーションをキープするのだろう。

そう思うと、
「もし外れたら、それはそれでいい経験かな」
なんて悠長なことは、思えなくなってしまいました。

いや、もしかしたら我が子でなく第三者なら、
そう思えたのかもしれないのだけど、
親って・・・
どうにも我が子を客観視できないものだと感じています。苦笑

そしてもちろん、本人もプレッシャーの中で
毎週のレッスンに臨んでいる様子。
「うまくできなかった・・こんなんじゃダメかも・・」と
半泣きで帰ってきたことも何度か。

練習に取り組む姿勢や、
発表会までの仕上がりなどをもとに
その後の24名を決めると言われているので、
とにかく4月〜7月という今この時期が、
一番、体力面・精神面を消耗する期間かな・・と思って見ています。

難しいし、覚えること多いし、
ついていくのに必死だし、疲れるし、
かと言って気を抜けないし。

そして、チアのこととなると、つい娘に同化してしまう私も、
同じようにどこかずっと気がかりな日々です。

でも、今までみは嬢の生活の中で、
こんな風にギュッと張りつめるような緊張感を持って
何かに臨んだことはなかった。

だから、このことがきっとみは嬢を成長させているはずと、
そう思って、ただ見守るしかない。

・・のですけれども。
ついつい、
ダラダラする娘を見ると言ってしまう。苦笑
「練習しなくていいの?」
「あれやった?あれは?」
etc.

私までプレッシャーかけてどうする・・・
なんですけどねぇ。苦笑

本人が、どこかエンジンがかかりきらない様子なのが、
どうにも気になってしまう母でした。

実際は、そう見えているだけで、
そんなことないんだろうな、とも思うけれど、
もっとガムシャラにやるとか・・・、
つい、そんな「わかりやすい」雰囲気を期待してしまい、
時に(いやしょっちゅう)口を出し、
その結果、思春期入り口の娘とバトルになり・・。
娘も自分も消耗戦。
ああ難しい。反省ばかりです。


チアの他、ピアノも続けているし、
他に取り組みたいこともあるし、
本人の自由な時間も欲しいし・・・

高学年になり、
時間の使い方やメリハリ、切り替えが大事な課題だと、
つくづく、つくづくづくづく!!!、感じております。
それを伸ばせるようにサポートするって超難題。

聖母の心と、ブッダの精神が欲しい。


・・・とまあ、そんなこんなで、
思春期に足を突っ込んだ娘や
娘とは全く違うタイプのうちの男子達を前に、
子育てに関するコミュニケーションやコーチングを
思い切ってこの春から学び始めました。

またいつか、そのことも書けるといいなと思います。

あぁ、みは嬢、
24人に入れるか?
そうならなかった時に、親子でどう受け止めるか。
姿勢を問われている気がしています。

きっとあと1ヶ月もすれば、すでにわかっていること。
もー緊張するなあ!


2020チアDDSFフライアウェイ
↑3月に無観客開催された大会の1コマ
だいぶ高くキレイに飛べるように。
この衣装も最後でした。
「Y(やれば)D(できる)K(子)!」
と、ウキウキしております。

以前ブログに書いた
私の柔軟チャレンジ↓
http://sugarfruit.blog.fc2.com/blog-entry-102.html

お正月にスタートして丸4ヶ月、
これぞ劇的ビフォーアフター、
ついにやったりました!

柔軟ビフォーアフター

3月末までは、
ほんとに欠かすことなく毎晩、
ストレッチをしていた私。
それに比例して、どんどん結果も伸びました。

ところが4月に入り、
年度始めで何かと忙しくて寝落ち、など
時折2〜3日に1度のストレッチになってしまい、

そのせいなのか、
はたまた、そういう時期なのか、
結果が伸び悩んだわけです。

そうなると余計に気持ちも間延びし、
モチベーションも上がらず・・・

毎週末に写真を撮っていたのだけど、
3月最終土曜の画像と、
4月最終土曜の画像がほぼ同じ、という状況を見て、

「なんだか続ける気力薄れてきたな・・・」
という気持ちにもなってしまい。


そこで。

もう思い切って、
自分がレッスンを予約してみることにしました。

年末に娘が受けて、思った以上の効果があり、
今回私が柔軟をやってみるキッカケにもなった
あの講師のレッスン。

この1ヶ月、指の付け根までは床に届いたものの、
どうにもこうにも「手の平」に差し掛かることができなかった。

どこか特に硬い部位があるのか、やり方が違うのか、
せめて何かヒントがもらえれば、
続けるモチベーションにもなるかと思い、

「えーい!カンフル剤だ!」と
たまたま空いていた直近の日程を予約しました。


そうしたら。

レッスン当日。
なんとそのレッスンの1時間で、
手の平までベッタリ付いてしまった・・・という衝撃。

「年末までに手の平」という目標で続けてきたので、
まさかそのレッスン内で達成するとは1mmも思いもせず、
感動や喜びより、驚きが先立ちました。

柔軟達成0427

実は、その日、他の予約者のキャンセルにより
結果的にマンツーマンという
ラッキーかつ逃げ場なしのレッスン。

講師の方は、触診をして
「ここは十分柔軟性出てます、ああ、ここが硬くてネックですね」
などとサラサラと指摘していき、

その硬い部分に対して、
筋膜リリースなどの手法で次々とストレッチ。

途中、
「イターーーイーーーーっっ!!」
「ムリムリムリムリっ!!!」
ってなくらい、
“ココ”っていう硬いポイントを
グイグイ押されたりして、
冗談抜きに涙目な展開もありましたが、
とにかく、目に見えて結果が出た。


いやあ、
「餅は餅屋」とはこれだなあと。

ここぞの時は専門家に見てもらう、
その効果を改めて感じたのでした。

せっかくの機会なので、
「このストレッチってこのやり方であってますかね?」
「これはどこまでやるもの?」
「今後は特にどれをやればいい?」
などといろいろ質問をして、終了!
すっかりヤル気になった私です。笑


それにしても、
あの日、あのタイミングでは、
あまりに想定外の目標達成だったこともあり
実感が湧かなかったのだけれど、
帰宅してから写真を見返して、

「本当に床に手の平ついてる・・・!!!」と
じわじわ嬉しさがこみ上げました。

私偉い!
あっぱれ!
よくやった!
YDK!

・・・とまあ、
心の中で自画自賛祭りです。笑

これまで「忙しくてできない」って
いろーーーんなことに思ってきたし、
学生時代も含め“コツコツ型”とは無縁の人生を送ってきたけれど、
小さな積み重ねって、本当に力になるんだな。
これができたってことは、
他のこともコツコツできるかもしれないな。

等々・・・

久しぶりに自信が持てた気がしました。


とは言え、あの日は、
講師の方に柔軟性をガッツリ引き出してもらったゆえ
手の平が床についたものの、
たぶん自分で家でやったら、
同じようには行かないはず。
(実際、その数日後に写真を撮ってみたら、
手の平の真ん中くらいが限界だった!)

でも、やればできるというそのゴールを
自分の目で見たので、これからは、
教わったポイントに重点的に取り組んで、
「自分でやっても床に手の平」を目指そうと思います。

いつか憧れの「180度開脚でベター」をやるぞー!
(SCN!:すぐ調子に乗る)

そして、他のやりたかったことにも
ちょびっとずつでも手を出してみようかと思っています。
まずピアノかなー。
語学もいいなあ。

・・・
コロナ禍で息詰まる日々も続いていますが、
人生の楽しみが広がったようで、ほんのり嬉しい春。

5月の気候や新緑の景色が、一年の中で一番好きです。
久しぶりに娘のチア記録です。

前回書いたのがコレ↓
「母娘・泥試合卒業と、全国切符」

昨年の今頃、地区予選を突破し、
全国大会進出を決めた時に書いたものです。

あれから1年が経ちました。
この1年、我が家にまつわる様々な出来事の中で、
もっともコロナの影響が大きかったのが、
娘のチアだったかもしれません。


2020年度のスタートは悲しいスタートでした。
3月末の全国大会が延期 → 最終的に中止。

あんなに練習して、
予選突破をみんなであんなに喜んで、
全国ではこの技をやる!と、チームメイトと一緒に
目を輝かせて練習を積んでいたのに。

かける言葉がなかなか見つかりませんでした。

もっと泣いたり怒ったりするかな…、と思ったのに、
どう反応したらいいのか、戸惑いの方が大きいような娘。
ただ「仕方ないんだよね・・・」と呟く姿が、余計に悲しかった。

娘達だけではないですね、
全国のチームが、
そして、チアに限らず、甲子園も、インターハイも、何もかも。
切なくて、やりきれなくて、たまりませんでした。

それでも、
不安と曖昧さの中で始まった2020年度の新チーム。

先生方も多くのフォローと、
コロナによる様々な新対応をしてくださいました。

そして娘は、
1〜4年生という年齢カテゴリに属する現チームの中で、
最上級生になりました。

新たに始まった年度が一体どうなるのか、
果たして、秋冬になったら大会ができるようになるのか、
集まって練習できる日は来るのか・・・。

何もかもがわからない中、
4月から約3ヶ月、オンラインレッスンばかりの日々。

チアの醍醐味の一つは、皆で踊ること。
皆で演技を合わせていくこと。
だから、「皆で練習できない」ということは、
やり甲斐も楽しさも、片手落ちのような気持ちでもありました。

本当は今頃、最上級生として、
スタジオの壁一面の鏡の前で思いきりやっていたはずなのに、
PCやタブレットの小さな画面に向かって、
騒音を気にしながらレッスンを受ける娘やチームメイトの姿を見て、
何度も切ない気持ちになったのを覚えています。

でも。

そんな日々にも良かったこともありました。

それは、娘個人としてのスキルアップに
目を向ける時間が取れたこと、です。

オンラインレッスンでは、
フォーメーションの動きなどができず、
なかなかチーム練習が成立しにくかったこともあり、

スポーツジムのプログラムのように、
「ターン」「ジャンプ」「体幹」「jazz」「バレエ」「ファンク」など、
好きなメニューのレッスンを選択して取る形式がメインでした。

休校で、時間だけはあったこともあり、
ここぞとばかりにたくさんのレッスンを選択!
多い時で週に7〜8レッスン。
普段学校に通っている時の何倍も
運動していたのではないかと思います。

(時には、画面に映らないところで、
 私も一緒にやってリフレッシュしていました。
 時々「ママ映ってる!恥ずかしい!」と言われ、慌てて飛びのいたり。笑)

それから、もう一つ。
オンラインでのプライベートレッスン。

先生とマンツーマンで、希望の指導がしてもらえるというものです。
これも毎週欠かさず取り、
憧れの技「アラセゴンフェッテ」というターンをリクエストして
ひたすら毎週毎週やりました。

やったこともないところからのリクエストだったので、
最初はもう笑っちゃうような出来だったのですが、
終盤は、なんとか形になってきたかな、という段階まで
持っていくことができました。
娘、時に泣いたり怒ったりしながらの自主練。
それでも、以前より随分と冷静に
練習できるようになったと思います。

オンラインプライベートレッスン
(↑オンラインプライベートレッスンの様子)

そうやって、
娘が自分のスキルにじっくり向き合えたことは、
今までにない機会でした。

「この期間が残念だからこそ、
逆に“この期間があって良かった!”と思えるくらい、
今しかできないことをやろう!」
そう娘を励まして、
身体を動かしまくって、切り替えた日々でした。


そして、待ちに待った7月のレッスン再開!!!

家でのオンラインレッスンも、もはや限界で、
(騒音を気にするだとか、弟が邪魔しないようにするとか)

いくら個人のスキルが高まる・・なんて言ったって、
やっぱりもう一人ではつまらなくて。

もうマスクでも何でもいい!
大会もいつあるかわかんないけど、
でも、みんなでスタジオでやりたい!
純粋にその思いでレッスンに向かえた7月の日が
今でも印象に残っています。

そして、秋冬の大会シーズンが
例年通り開催されることを願いながら、
新たなチーム演技を覚えていったそれからの日々。

ふと気付けば、
私がフォローせずとも娘は振りを覚え、
細かい点以外は、一人で完結できるようになっていました。

ほんの2年ほど前までは、
私も一緒になって家でレッスン動画を見て、
振りを覚えるところからフォローしていたのに。

当時、レッスン時間内で覚えて帰っていく上級生達を見て、
うちの子にもそんな日が来るのか?
なんて、本気で思っていたけれど、
本当に“そんな日”が来た…と感慨深いものがありました。

今季からは、ついにトリプルターンも入れてもらい、
「余裕のよっちゃん」とは行かないまでも、
だいぶ安定してできるように。


ところが、夏の終わり頃。
秋に予定されていたチームの定期公演の中止が決定・・。
「また発表の場がなくなった」と
と改めて落ち込むとともに、
冬の大会の開催がただただ心配で。

このまま、何も成果をぶつける場のないまま、
現チームラストの年が終わるのではないか。

チア生活の中でも、
大きく輝ける一つの節目の年になるはずだったのに、
もしや年度末に、保護者の前で簡単に披露するだけ、
なんて展開もあるのかもしれない。

その懸念があまりにリアルすぎて。

大会がある前提で練習を続ける娘達を前に、
とてもそんなことは口にできませんでした。
きっと娘達も、心のどこかでそう心配していたと思うから。


そして10月下旬、ついに吉報が!!
娘のチームも例年参加している12月の大会の開催が決定!
しかも、ほぼ無観客ではあるけれど、会場で開催してくれると。

その頃、他の大会は、開催されたとしても映像審査形式が多く、
会場で本番を迎える形はもう諦めかな…、と思っていたので、
嬉しくて、思わず娘と飛び上がりました。

やっと目標を持っていい。
ステージを思い浮かべていい。
「金メダル取る!」って目指していい。

それがとにかく嬉しかったなぁ・・・。

会場で踊れるのは、
今年度、最初で最後かもしれない。
でも、一度でもその機会があって良かった!!!

あとは、感染状況により
その開催の決定が覆らないことをひたすら祈りながら、
いよいよ迎えた本番、12月27日。

Dance Drill All Japan Competition EAST 2020
Challenge Cup!


娘達、

金メダルでした。


観覧ルールとして、声を上げることは厳禁、
我が子のチームを見たら即退場、という
完全入替、且つ、厳戒態勢での観戦の中、

「金メダル」発表の瞬間、
思わず出そうになる歓声を懸命にこらえ、
その分、喜びをグッとグッと噛み締めました。

全国大会中止から今日ここまで、
本当に長かったね、
良かったね。ほんとに良かったね。

このチームに移籍してきて3年目。
去年も一昨年も金メダルがもらえた。
自分たちが引っ張る番になっても金メダルが取れるのか。
絶対に金メダルがいい。
でもその前に、そもそも大会があるのか。
どうか大会がありますように。
メンバーが欠ける事なく出場できますように。

そうした思いが、全部全部込められた、
格別の金メダルでした。
かつてない唯一無二の金メダル。

金メダル発表の瞬間
(↑金メダル、発表の瞬間!)


そして、年明け!
年度の集大成でもある地区予選と全国大会は、
予想通り、映像審査にて開催されることとなりました。
各チームが規定に沿った演技動画を撮影し、
それを協会に送って審査が行われるというもの。

ステージの照明を浴びて演技をする
一発勝負の本番は何にも代え難いので、
会場開催がないのは、残念でならないけれど、
それでも、中止になった前回よりずっといい。

とにかく、全国へ。
昨年度、幻と消えてしまった全国の舞台を、今年こそ。

撮影日までのレッスンは、
いつもに増して、踊り込みの期間だったようです。
細かいところまで揃えるべく、
何度も何度も、何度も何度も!

そしてオタク母も、いよいよ出番。笑
(いや、別に娘に呼ばれてないけど、
 私がやりたくて、勝手に出番。)
送られてくるレッスン動画を夜な夜なスロー再生。
こんな重点ポイントLISTまで作りました。

チア重点ポイントLIST

そんな中、2度目の緊急事態宣言の発令。
日々かなりの感染者数も出ていたので、
もうどうなることかと肝を冷やしましたが、
撮影スケジュールを早めるなど、何とか全員揃って撮影でき、
あとは結果を待つばかりの期間に突入です。

それが長いったら・・・!

1月中旬には提出したのに、
結果発表は、2月中旬のバーチャル大会にて。
各チームが提出した映像のオンライン配信があり、
その最後に結果発表があるのです。

その1ヶ月は、一応全国に進んだものとして、
気が気じゃないけど練習だけが進み、
いよいよオンライン配信を自宅で見守りました。

他チームの演技を見ながら、
予想以上に上手いチームばかり。
年々レベルが上がっているのは感じていたけど、
こうして改めて見せつけられると、
正直、これは厳しいかもしれないと、不安の雲で覆われる一方で。
結果発表は、娘と手を握って、祈る気持ちで見つめました。
神様、お願い・・・・!


全国大会出場権獲得チームの発表。

「あ・・・・!」
娘のエントリーNo.とチーム名を見つけた瞬間。
一瞬凍ったのち、叫びました、娘と。

「あった・・・!!
 やったやったやったーーーーーっ!!!!!!」

今回は、家なので、
心置きなく(?)叫べます。笑
抱き合って、飛び上がって、ぐるぐる回って喜びました。

キュンタロウやツグも寄ってきて、
みんなで回ってお祭り状態!

そして、チームメイトのお家とLINEの応酬。笑

やっぱり最高だな、
この瞬間があるから、やめられないな。


そして、3月末の全国大会用の撮影に向け、
引き続き、娘たちの練習が続いています。


先日、子ども達の寝静まったリビングで、
たまたま夫と今後の子ども達のことなど話をしていて、
夫に言われました。

「チアの優先度が、相変わらず高いね」と。笑
「みはに合ってると思うから全然反対とかではないけど、
 素直な感想として」と。

そう言われて、私が思わずそれに答え、
答えながら、自分でも再認識したこと。


あの子が、“やればできる”を培ってきたのは、
まずはチアあってこそ、だから。
去年できなかったことが、できるようになり、
できるようになるまでに、泣いて怒って練習して、
悔しいこともたくさんあって。
でも、それが少しずつ形になって。

そんなことを繰り返して、
幸い、チームとしての結果もついてきて。
結果が全てじゃないけれど、
でも、思い切りやったことに結果が出る喜びを味わえた。
みんなで一緒に味わう喜びもあった。

そうやって自分への自信を積み上げてきた源がチアだし、
チアがあるからこそ、
あの子がこの先、チア以外にも挑戦できると思う。

「自分には、やればできることがある。
そして、それが良い結果になると、心の底から嬉しい!」

これからも、そう体感しながら経験を積んでいけることが、
何より力になると思う。

・・・
ついついそう熱弁する私に、
夫は「はいはい」と苦笑い。
「でもそうだね、いいと思う。」と。


東京に住んでいて小学校高学年、と言うと、
本当にいろんなことを
考えさせられる時期でもあります。

でも。
娘が続けたいと言う限り、
続けさせてあげたい。

他の大事なこともあると思うけど、
娘にとってチアは、
その大事なことの力にもなる。

親として、ともに選んで行く道がこれでいいのか、
娘が第一子なだけに、先例もなく、
考え始めれば不安もあります。
情報の海の中、惑うこともたくさんあります。
でも、目の前の一つ一つの選択を、
その時々で精一杯選択していくこと以外に、
できることはないから。

先を心配しすぎてもキリがない、
かといって、考えることを放棄もできない。

だから、今目の前のことを、
心の声に正直に、違和感を無視せず、一つ一つ大事に。

娘と二人三脚できる限りは、やっていこうと思います。

・・・って最後は、
チアと関係なくなってしまった!笑


とにもかくにも。
4月からは上の学年のチームへ行くので、
来月の全国大会は、泣いても笑っても現チームラスト!!
予選からパワーアップした演技を見るのが、
今、心の底から楽しみです。

頑張れ!娘たち!


2020ミスドリ_序盤
(↑ 年末12.27の大会の演技写真。
 ベージュのダンスシューズで、更につま先を伸ばすので、
 足が長く見える!うらやま!笑)

2020ミスドリ_Cジャンプ
(↑ 見せ場の一つ、Cジャンプ!!
タイミングぴったりでかっこよかった!)
一昨日の晩、嬉しいことがありました。
自分のことで。

子ども達のことで嬉しいことは時にあれども、
自分ごとで「やったー!」と言いたくなるような嬉しいことって、
なんだか久しぶりで新鮮でした。

それがコレ↓
柔軟0213

あ、地味ですいません。笑

前屈で、床に指先が「ついた!」の図でございます。
てへ。

実は私、2021年の元旦から、
毎晩欠かさず、柔軟ストレッチをしています。
毎晩です、1日も欠かさず!偉い!

何を隠そう、筋金入りの身体の硬さを誇る私。
どのくらいかと言うと、

小学生の頃から本当にただの一度も
前屈で床に手が届いたことがない。

体力テスト的な項目にあった「立位体前屈」、
あれ、小学生〜高校生まで、
毎年毎年かなりマイナスでした。

大人になってからは、
もはや、床に足を伸ばして座っているだけで、
膝の裏が張りつめるように痛く、
背中側にゴロンと倒れそうになる程。
前に傾く前屈どころか、むしろ直角にもなれません。笑

そんな私ですが、
昔から憧れているのが、
180度開脚で前にベターとお腹が付く、と言うアレです。

数年前(?)、そういう本が流行った時があり、
「70歳台のおばあちゃんでも出来た!」
みたいなキャッチコピーに釣られて買いましたが、
そこに載っているストレッチをし始めた3日目に
ギックリ腰になるという・・・。

それ以来、慣れないことはするもんじゃない、と
柔軟の夢は諦めておりました。

が!!!!!!

そんな柔軟の世界に、もう一度トライしてみるか、
と思わせられた光景が、年末にあったのです。

それがコレ↓
みはI字バランス

娘です。

年末、前々から気になっていた
ある柔軟ストレッチ講師のレッスンに参加した時のもの。
「I字バランス」と言います。

チア歴も5年以上が経った娘なので、
元々だいぶ柔らかくはあるんですが、
このレベルへの一線は、なかなか越えられなかった。
それなのに、その日、レッスン内で必要なストレッチを教わり、
(ストレッチといっても、従来のイメージとは全然違った!
 筋膜リリースと脳科学を組み合わせてるらしい。)
先生と一緒にやったら、1時間くらいで
あっという間に↑の形ができました。

この形を見て。
我が子ながら、度肝を抜かれたというか、
感動というか、とにかく、唖然としてしまった私。
そして思ったのです。

「人間の身体って、こんな風になり得るものなんだ・・・。
 これが可能であるなら、
 同じホモサピエンスとして、
 私が前屈をして、手が床につくくらい、
 やればできることなんじゃないのか。」

そんな思いが、ボーンと降ってきて、
しかも、いつになく図太く胸に居座りはじめました。笑

娘に予想以上の効果が出たこともあり、
オススメのグッズや本なども思わず買って帰ったため、
幸いにしてストレッチ道具は揃っております。

そして娘も、すっかりモチベーションが上がり、
自力でもI字ができるよう、毎日ストレッチやる!、
と話しながら帰りました。

それならば、私も一緒にやってみようか・・・。
むくむくとそう思えてきた私。

そして、キリよくお正月にもなったので、
思い切って娘に、ドーンと宣言したのです。笑
「ママね、2021年の年末までに、
 前屈で手の平を床に付けられるようにするから!」と。
根拠はナシ。
大口を叩く、の模範例です。

以来、
毎日、お風呂上がりに娘のストレッチの補助をし、
子ども達が寝た後に、娘が使った道具をそのまま使って、
今度は私が一人でストレッチをしています。

ストレッチと言っても、
「ながら」で出来るような動きが多いので、
録画したテレビ番組や
アマプラの海外ドラマを付けながらやったり、
音楽をかけながら、まったりとやったり、
そんな感じです。
その時間が楽しみで続いたのもあるかもしれません。

もちろん、気持ちのアップダウンもありました。

まず、やり始めてはみたものの、
あまりにも床から手が遠すぎて、
当初はどのくらい効果が出ているのか、
まっっっったくわからなかった。

仮に少しでも指がつく状態なら、やった前後で
「お、第一関節まで行けた!」とか
効果を体感できるのだろうけれど、
お話にならないくらい床から遠いので、
仮に何cmか前屈が深くなったとしても、
体感としては、全くわからないわけです。

それで、ついに2週間が経った頃、
写真を撮ってみることにした私。

その最初の写真がコレ↓
柔軟0117

あ、ふざけてないです。
写真のために、精一杯、懸命に伸ばしてコレです。苦笑

「2週間やったけど、客観的に見てこんな感じか・・・」
と呆れました。
でも、現実なので渋々受け入れ、
その後の撮影は、1週間おきと決めました。

そして、1週間後↓
柔軟0123

わわわ!
深くなってる!
何ならもう床に近いじゃん!!!!
と歓喜!

「この調子なら、1週間後はもう床についてるんじゃ?」
と調子に乗ったのもこの時。

しかし、その1週間後↓
柔軟0130

薄々感じてはいたものの、
あまり進歩がない・・・。
今週で一気に床につくぞ!と思ったのに。
そこそこ真面目に時間かけてるのになあ・・・。

そして、更に1週間後↓
柔軟0206

変化が薄い・・・。
何ならもしかして後退した?という気までしてきました。

「この2週間、何でつきそうでつかないんだよー!」
とじれったく。

「そもそも、30年以上ずっとこの身体なんだ、
 もうこれ以上は無理なんじゃない?」
と思ったり、

「毎日結構やってるのに、効果が出ないというのは、
 やり方が悪いんじゃないか、
 自己流で無意味なことしてるんじゃないか」
と思ったり。

しかも、そんな頃、ふと急に思いついて
娘に前屈やってみて、とお願いしたらコレ↓

みは前屈

いとも簡単にコレ。

わかっちゃいたけれど、
自分の画像と見比べて、そのあまりの形の違いに、
チーーーーンという気持ちになりました。
「手の平を床に付く、って簡単に言ったけど、
 私は、無謀にもこれを目指してるんだぁ・・・」
という気持ちになってしまい、
意味のないショックを受けました。
比べちゃダメなものと比べた感。


そんなこんなで、
やる気が起こらない日も続きましたが、

アマプラの海外ドラマで、
続きが気になる状態を作り上げ、
続きが見たければストレッチもセット、という風にしたり、

「今年こそ、床に手の平、つけるかもしれないよ。
 それ、ホントに手放していいのかね?」
と自分を脅したり、

「今の状態でも、人生で一番深い前屈だよ。
 進歩したよ。偉いよ。君なら、もうちょびっと行けるよ。」
と自分を褒めそやしたり、

「とりあえず、3分でやめてもいいから、
 3分だけやって寝よう。」
と劇的にハードルを下げたり。笑

そして、何より、
あの日の図太い予感が、しつこく胸を占めていることに支えられ、
なんとかかんとか継続。

そして、
ついについに迎えた、冒頭のコレだったのです!!!

柔軟0213

「やったーーーーーーー!」
と嬉しくて嬉しくて!!

苦節1ヶ月半。
やっと届いたよ〜〜!(TT)

柔軟before_after1

よほど夫を起こそうか、娘を起こそうかと思いましたが、
ぐっと我慢。
夜のリビングで一人舞い上がっておりました。笑


成長曲線は、正比例のグラフを描かない、
とよく言います。

グッと伸びては、踊り場があり、
そこで踏ん張れば、また少し伸びて、
そして、また踊り場があり・・・。

踊り場にいる時は、
そこが踊り場とは思えない。
単にモチベーションが落ちたり、やり方を疑ったりする。

でも、次の伸びに入った時に
振り返って初めて踊り場とわかる。

・・・
遥か昔、受験か何かの時に聞いた
そんな話を急に思い出しました。

身体の柔軟性もそうなんだあ!!!!

とにかく今は、なんとか指先が床に届き、
その状態をギリ2〜3秒ほどキープできるかどうか。
写真のために(笑)、だいぶ頑張って指先がついてる感じです。

だから、きっとここからの進歩としても、
キープ時間が少し伸びるかな、ってくらいで、
見た目の前屈の深さは、
しばらくあまり変わらないかもしれません。

でも、そのうち、きっと、
指先なら楽につけられるようになって、

そうしたら、その次は、
第一関節くらいまでを頑張ればギリつけられるようになり、
そしてその次は・・・。

と、亀の歩みながら進んでいくのかな、
なんて、希望が持てるようになりました!
単純!!

年末までに床に手の平・・・、行けるかな・・・。
でも、ま、とにかく、あまり遠くを見過ぎず、
目の前の1週間、1週間を続けていけるよう、
地道に頑張ろうと思います。

この歳になっても、
頑張って何かができるようになる、って嬉しいんだなぁ・・・!
ジーーン。

この気持ちを忘れず、
もっと自分のやりたいことを大事にしてみよう。
そう思っている2021の初旬であります。

そしていつかは、
”開脚でベターー”をやるぞー!!
3ヵ年計画か、5ヵ年計画か。笑


追伸:
私に言われるのもあり、
同じく毎日ストレッチを継続している娘。
だいぶI字がキレイにできるようになりました!
しかも、次なるレベル「I字でかかとを上げる」に挑戦中。
子どもはすごいなあ・・・。

みはI字ルルベアップ

あと、ストレッチの効果かわかりませんが、
最近、足が軽く感じたり、
足先が冷えなくなった気がしたりしてます。
血流が改善したのかなあ。
身体って、手をかければ、
いい方にも正直なんだなあ!と、
こちらもちょっと嬉しいです。^^

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